マルチサイトエディション

エディション

概要

Magic3 マルチサイトエディションは、Linux OSのWebサーバ(Apache)やジョブ実行機能(cron)などと連携をとり、1台のサーバ上で複数のMagic3サイト(スタンダードエディション)を管理するエディションです。
現在、商用のMagic3クラウドサービスのみで利用できます。

主な機能

  • サイトの作成、削除
  • アクセスログ解析
  • メールボックス、メルマガ配信

準備

サーバ管理者への管理情報通知のために基本情報のEメールアドレスを設定します。

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メインメニュー

メインメニューはサイト管理用の機能に専用化されています。

serveradmin_menu.jpg

サイト管理

サイトの作成

サイトの作成機能では、Magic3のソースパッケージから新規のサイトを構築できます。
実行すると、DBの作成など必要な環境は自動的に準備され、すぐにインストーラが実行できる状態まで整います。

インストール可能なMagic3のバージョンは、サイト情報画面の「サイト構築」項目で確認できます。
「最新版を取得」ボタンで、GitHub(https://github.com)で公開されているMagic3の最新ソースを取得することができます。

 

サイトの作成はDNSの設定と管理画面の設定で行います。
以下、「http://www.example.com」というサイトを作成する場合で説明します。

まず「example.com」ドメインのDNS情報を変更します。作業はドメインを管理している外部サービス等のDNS情報の管理画面で行います。
「www.example.com」とこのサーバのIPアドレスの対応をAレコードで追加します。DNS情報がネット上に反映するのは時間がかかるので、反映されてURLでサーバにアクセスできる状態になるまで待ちます。

次にMagic3の管理画面の設定を行います。

メインメニューから「サイト一覧」へ遷移し、一覧から「新規」ボタンで入力画面に行きます。

sitelist.jpg

ダイアログのホスト名に「www.example.com」入力し、「新規追加」ボタンを押します。

sitelist2.jpg

 

しばらく待つとサイトが追加されます。同時に、基本情報の管理者のメールアドレスに、DBの接続情報等のサイトの情報のメールが送信されます。DBの接続情報はインストール時に使用します。

 

サイト一覧画面上で、初期状態ではMagic3のインストール処理が実行されていない状態です。作成されたサイトのインストーラを起動して、サイトのインストールを実行します。
インストーラの起動は、サイト一覧の右端のボタンから起動するか、「http://www.example.com」とブラウザからURLを直接入力して起動します。

sitelist3.jpg

サイトの削除

サイトの削除は、「サイト一覧」から詳細画面へ行き、「削除」ボタンで削除を行います。
削除対象のサイトのディレクトリとDBデータはすべて削除されるので注意してください。

sitelist4.jpg


2017-09-13 (水) 08:34:22 (2410d)